不妊治療 クリニックの選び方

私は東京都民である。

言わずと知れた首都東京にら有象無象のクリニックが乱立している。(すみません、もちろん良いクリニックも存在すると思います)

大きく3種類に分けてみた。

①総合病院の婦人科。不妊治療の文字も診療内容にはあるが、そこまで、力は入れていない印象。

近所の総合病院で検査を受けたが、本格的に治療したいなら専門の所に行く方が良いと勧められた。

婦人科の先生もシリンジ法?何、それ!?と懐疑的だしご存知なかった。

家は近いが、待ち時間も長いし断念。

②ローカルの個人婦人科クリニック。不妊治療の文字は一応見てとれる。人工授精までカバーしている所とその手前とに分かれる。

産婦人科や内科が併設されていたり、子連れ通院もOK。

本当は私くらいの緩さはこのカテゴリーに行きたいところ。

しかし、初診予約が2週間後、その上時間指定有りとフルタイム勤務者には無理ゲー。

思い切って仕事を辞めた専業主婦や学生以外に通院できる層はいるのだろうか?

職場に不妊治療をカミングアウトしていたら、幾分調整できるのか?

2つほど通いたいクリニックはあったが職場には極秘の為に断念。(歳も歳なので誰も2人目諦めていないとは想像していないはず。こちらも年齢的に小っ恥ずかしい)

③残る最後の選択肢がガチの不妊クリニック。

電車で30分圏内に有名どころはチラホラありました。

最高峰に位置するクリニックもドアトゥードアで30分くらい。

ひとまずHPと口コミサイトを読み漁る。

ほぼ体外、中でも顕微授精推しな中、それでも一応人工授精からやらせてくれそうなクリニックに絞る。

その結果、池袋のMクリニックに白羽の矢を立てた。

①の検査結果を持参せるも初診の検査はだいたい5万近く。

AIHは全て自費、一回につき抗生剤院内処方込みで3万いかないくらい。

予約は取りやすく、診察は分担性の流れ作業。

基礎体温も求められず、人工授精当日はエコーもなし。

黄体補充は意味がないのでブセレキュア1本。

人工授精後に排卵チェックなどもない。

誤解を恐れずに言うなら、お会いした数名の医師や看護師の中で人工授精如きで懐妊するとは誰一人思われていない気がする。

患者が望むので、気が済むまで型通りの1セットを提供するだけ。

そして初めて不可能だと自覚して体外に切り替えたら話のテーブルに着けるのかもしれない。

あるいは体外も家畜の如くベルトコンベアの上で淡々と各々の作業を繰り返すだけかもしれない。

実に孤独で実に不確かで実に屈辱的な作業である。

言葉の端端にクリニックへの嫌悪感がダダ漏れてしまう(笑)

世の中そんな人でなしばかりじゃないとは思いつつ、どうしてもあそこで働く人々からは何の熱意も思いも感じない。

密かにたった2周期しか通っていないが、既に卒業するつもりでいる。私には不当な?扱いなど気にも留めないガッツがない。

1人目の時はなりふり構わなかった。

強い意志を持って必ず授かる!と思えた。

2人目は本当に余生に花を添える幸運レベル。

もちろん万が一授かれたら全身全霊で愛して育てるけれど、宝くじ100万当選レベルの幸運と思ってしまっている。

金銭的な面ももちろん有る。

ようやく稼げるようになってきた矢先に戦線離脱する恐怖もあるし、出世したい野心もある。

要するに邪念だらけなのだ。

未だ見ぬ第二子よりも結局は自分のキャリアや第一子について考えてしまう。

無類の妊婦好きの彼女なら或いは産婦人科医を目指すかもしれない?

万が一目指す場合は全力でサポートしたいと思う。

東京女子医大6年で4,000万!?

震えるけど、本気で目指してその選択肢しかないのであればバックアップできる自分でありたい。

やりたいことが多過ぎる。